「競馬新聞とサヨナラ！通信」Vol.94「アンタレスステークス2022」出走馬診断

4走前のG1チャンピオンズカップは

終始前に壁が作れない形で

埒から4頭分以上外並走強いられ続け、

早めに自ら勝ちにいく真っ向勝負で

3着を確保しており好内容。

示してきた内容からは

約4か月半前のG1チャンピオンズカップで

２桁枠順から外並走強いられ続けて先行し、

「テーオーケインズ」との真っ向勝負で

1年に2レースしかないJRAダートG1で

3着に好走する力は見せており、

斤量５７ｋｇならば、

展開利があれば3着くらいに引っかかっても

驚けない内容は示している。

惑星候補の資格はある。

データ的には近10年

「キャリア26戦以上で前走3着以下」

からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

もう一つ、近10年

「当日6番人気以下の7歳以上」の

臨戦馬は1頭も馬券圏内叶っていない。

同馬は予想段階で「6番人気」だが…？

もう一つ、近10年

「JRAのG1で連対（2着以内）実績の無かった

馬齢8歳以上」の臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

「馬齢8歳以上」で馬券内叶ったのは

2020年3番人気1着だった

「ウエスタールンド」1頭のみ。

「ウエスタールンド」はこの時すでに

G1チャンピオンシップで2着の実績があった。

「地方競馬のレース」は

馬券内の可能性が残る馬が

そもそも少ない事が多く、

道中のペースも

単調になりやすい傾向はあり、

馬群もばらけやすいため、

「競馬力」＝「脚力」+「器用さ・操縦性」の

「器用さ・操縦性」が

問われる度合いが極端に減るが、

「中央の重賞」ではそうはいかず、

馬群に揉まれても怯まない「メンタルの強さ」と

「器用さ・操縦性」が問われる度合いは高まる。

示してきた内容からは

3走前にJRAの重賞ならば

斤量58ｋｇを背負っても

G3上位常連の「ブルベアイリーデ」に

1馬身以上先着し2着を確保しており、

「中京競馬場」に次ぐ好相性を示してきた

「阪神競馬場」で斤量56ｋｇの今回は、

休養がプラスに向き、

3走前くらい走れる仕上がりであるならば、

展開利があれば3着くらいに引っかかっても

驚けない内容は示している。

馬齢10歳とはいえ、

惑星候補の資格はある。

データ的には近10年

「馬齢9歳以上」の臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

もう一つ、近10年

「キャリア26戦以上で前走3着以下」

からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

示してきた内容からは、

JRAの「右回り」のレースは

６戦５勝３着１回

（重賞はG3で２勝、G3で３着１回）

で馬券圏内100％継続中。

今回約１年１１か月ぶりの

「JRAのレース」への参戦で、

「加齢による能力の衰え具合」の

想像力が問われるタイミング。

示してきた内容からは

「JRAのレース」よりも

「地方競馬」での内容が良い可能性もあるタイミングで、

斤量59ｋｇも楽ではなく、

次走ベスト舞台の可能性が高い

「地方」の「大井競馬場」で行われる

「G1帝王賞」へ向けての

余力残しの叩き台の可能性も高いタイミングで、

絶対視できるほどのタイミングではない。

前走G2東海ステークスは

１１番枠発走からとはいえ、

比較的経済コースを活かせた

団野ジョッキーの好騎乗の

後押しがあった感はあるが、

ただ１頭斤量57ｋｇを背負って、

早め先頭の真っ向勝負で

勝ち馬「スワ―ヴアラミス」から

0.1秒差に残しており、

悲観すべき内容ではない。

示してきた内容からは

G3ではポテンシャル上位な内容は維持しているが、

「中京競馬場」とそれ以外の競馬場で

内容差が激しいタイプ。

今回は「阪神競馬場」

且つ次走「G1帝王賞」への

余力残しの叩き台の可能性も高いタイミングで

「中京競馬場」でのパフォーマンスのイメージ程の

信頼度があるかは微妙なタイミング。

3走前のG2東海ステークスは

初の「ダート重賞」挑戦と考えれば

勝ち馬「スワ―ヴアラミス」から

0.5秒差まで追い込んでおり悪くはないが、

スタート後芝レース同様後方に置かれ、

直線の末脚に賭ける戦法しか選択肢がなく、

手前から追い込み差し切った

「スワ―ヴアラミス」とは

確かな内容差を感じる内容で、

「惜しくない5着」だった感はあり、

「競馬力」＝「脚力」+「器用さ・操縦性」の

「器用さ・操縦性」に

確かな課題を示した1戦だった感はある。

枠順、展開、コース取りを考慮すれば

6着「プリティ―チャンス」と内容に大差はない。

が、「プリティ―チャンス」は

G3みやこステークスで、

不利な大外枠発走から

3着「アナザートゥルース」と

0.1秒差まで追い込んだ実績もあり、

「追い込みが届きやすい競馬場」でのG3ならば

3着候補の資格を持てる可能性を

示した可能性もなくはない。

示してきた内容からは

今の所直線に賭ける競馬しかできておらず、

楽な戦いにはならない可能性は高そうな感はあるが、

前走が大幅な馬体減が原因で、

体調面立て直され、

予想以上に実力が抜けた馬が出走しており、

先行勢一掃してくれるなどの展開利があれば

3着くらいに引っかかっても

驚けない可能性を示しているか。

データ的には近10年

「キャリア26戦以上で前走3着以下」

からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

もう一つ、近10年

「当日6番人気以下の7歳以上」の

臨戦馬は1頭も馬券圏内叶っていない。

同馬は予想段階で「7番人気」だが…？

前走名古屋城ステークスは

古馬混合重賞好走馬ゼロの

メンバー構成に恵まれた感はあるが、

横綱競馬で2着以下の馬たちを

2馬身以上千切っており、

力の違いを見せつけた。

ダートでは4戦4勝と負け無しで、

内容良化継続中で引き続き要注意も、

今の所重賞で好走を期待させる程の

明確な内容は示せていない。

示してきた内容からは、

5.6走前にＪＲＡのＯＰまでならば

好内容で勝利を収めてきているが、

今の所ＪＲＡ重賞では

明確な実績は残せていない。

緩やかに内容良化継続中で、

昨年の14番人気で14着だった同レース以降の

近1年のＪＲＡのレースでの成長度が問われる1戦。

データ的には近10年

前走Ｇ３名古屋大賞典からのローテーションで

「地方Ｇ２勝利実績」「地方Ｇ１馬券内実績」

「ＪＲＡの重賞馬券内実績」

いずれも無かった臨戦馬で

馬券圏内叶ったのは

2019年6番人気1着だった

「アナザートゥルース」（5歳）1頭のみ。

「アナザートゥルース」は

この時JRAのOPレース未出走の

3勝クラスを勝ち上がったばかりで

Ｇ３アンタレスステークス勝利以降本格化し、

今の所ＪＲＡ重賞6好走の実績を誇る

「晩成タイプの素質馬」だった。

「ケイアイパープル」は

３つの条件全てを満たせておらず、

馬齢も6歳で、

ここから本格化というようなキャリアでもないが…？

データ的には近10年

「前走OPで2着以下で当日6番人気以下」の

臨戦馬は1頭も馬券圏内叶っていない。

同馬は予想段階で15番人気だが…

通用するかどうかは別問題も

G3挑戦権を持てる内容は示しており、

内容良化継続中で引き続き要注意。

7走前のG3マーチステークスは

終始埒から3頭分以上外並走強いられ続け、

早めに自ら勝ちに行く

真っ向勝負で2着を確保しており好内容。

6走前のG3アンタレスステークスは

真っ向勝負で

3走後にG1チャンピオンズカップを制する

「テーオーケインズ」の

2着に好走しており好内容も、

枠順、展開、コース取りを考慮すれば、

3着「ロードブレス」とは大差ない内容。

が、特殊な適性が問われる度合いが強い

「重馬場」で別枠。

前走G3マーチステークスは

軽斤量に恵まれた感はあるが、

終始埒から3頭分以上外並走強いられ続け、

早めに自ら勝ちに行く真っ向勝負で

3着同着に持ち込んでおり、

枠順、展開、コース取り、

斤量差を考慮しても

内容も3番手タイで、復調気配を示したか。

示してきた内容からは、

前走G3マーチステークスの勝ち馬

「メイショウハリオ」は

近3走本格化を示しており、

2走前のG1チャンピオンズカップでも

「死に枠」発走から

2着「チュウワウィザード」から

0.4秒差に好走しており、

2着の「ケンシンコウ」も

１ｋｇ重い斤量を背負って

「メイショウハリオ」を5馬身千切った実績もあり、

今回の上位勢の高齢馬が

加齢による衰えが予想以上に進んでおり、

4歳上がり馬2頭が、重賞好走クラスまで

成長が追い付いていなければ、

メンバー弱化の可能性も秘めるタイミング。

前走で重賞複数回好走馬

「ブルベアイリーデ」とほぼ互角の内容で走っており、

展開利があれば3着くらいに引っかかっても

驚けない内容は示している。

惑星候補の資格はある。

2走前のＧ２東海ステークスは

不利な大外16番枠発走から

15番手追走からの競馬で、

最終コーナー入り口から

埒から4頭分以上外並走覚悟で外に出して

上がり最速タイの末脚で

3着「ブルデアイリーデ」から0.4秒差まで

追い込んでの敗戦で、

見た目程悲観すべき内容ではない可能性は残る。

示してきた内容からは

「地方」よりも

「ＪＲA」のレースの方が内容が良く、

4走前のＧ3みやこステークスと

2走前のＧ２東海ステークスで

不利な大外枠発走から善戦できており、

引き続きの成長と、ハイペースとなり、

中段やや後ろから、

揉まれずに末脚を伸ばせるなどの

展開利があれば

3着くらいに引っかかっても

驚けない内容は示している。

ギャラクシー馬券の使者となるか？

データ的には近10年

「牝馬」は1頭も馬券圏内叶っていない。

もう一つ、近10年

前走「地方」で1.5秒以上負けての臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。