「競馬新聞とサヨナラ!通信」Vol.1 札幌記念2021 出走馬診断

2021年8月

2021年8月22日(日)2回札幌4日 

3歳以上 オープン(国際)(特指)定量 コース:2000メートル(芝・右)

アイスバブル

前走の函館記念はハンデに恵まれた感はあり、好枠から比較的経済コースを活かせた感はあり、内容は着順を下回るが悪すぎる事はない。
上りがかかる消耗戦ならばという好走スポットがかなり狭いタイプ。
毎回同馬なりの実力は発揮しており、前走の内容から加齢による明らかな内容悪化は示していない。
洋芝では前走函館記念で2着のみで内容良化継続中で引き続き要注意。
好枠、ハイペース、経済コースを活かし切れるなど、ハマりにハマれば3着くらいに引っかかっても驚けない内容は示している。
前走に続き、ギャラクシー馬券の使者となるか?
果たして…

ウインキートス
3走前の湾岸ステークスは弱いメンバー構成を楽に先行する展開利があった感はあるが横綱競馬で力の違いを見せつけた。

2走前の日経賞は3コーナーで埒と挟まれる大きな不利を受けており度外視可能。
前走目黒記念は「世界一馬場が綺麗な日」として謳われる事も多い日本ダービーデーの、終日インの前有利な1日を軽ハンデと絶好枠から経済コースを活かし切り楽に先行する展開利があった感はあり、番手から上がり32.5を繰り出せる条件戦馬でも好走できてしまうようなジョッキー達の実力を疑わざるを得ないような異常な内容のレースで度外視すべき。

近二走度外視すべきで、今のところ重賞では明確な実力伴う内容は示せていない。
内容良化継続中で引き続き要注意も、過信も過剰な軽視も危険なタイミング。
果たして…

サトノセシル
3走前の中京2勝クラスは弱いメンバー構成に恵まれた感はあるが見所なく完敗。
2走前の洞爺湖特別は弱いメンバー構成を楽に逃げる展開利があった感はあり目立った内容ではない。が、洋芝で別枠。
前走クイーンステークスは重賞初挑戦でメンバーレベルを考慮すれば悪くない内容。が、洋芝で別枠。
内容良化継続中で引き続き要注意。

ステイフーリッシュ
9走前のチャレンジカップは弱いメンバー構成に恵まれた感があるが、インの前有利な展開を終始埒から3頭分以上外並走強いられながら直線では中谷ジョッキーがギベオンのデットーリを絶対に外に出さないという気迫が裏目に出てしまい、テリトーリアルの後脚に突っ込んでしまう致命的な不利を受けており度外視可能。
8走前のAJCCは故障馬の影響を受けてしまった馬が多数いる中スムーズな競馬をしてのもので目立った内容ではない。
7走前の京都記念は重馬場で別枠。
6走前の大阪杯はインの前有利な展開を終始埒から3頭分以上外並走強いられながら早めに自ら勝ちにいく競馬でのものではあるが見所なく完敗。
5走前の目黒記念は前潰れの展開をトップハンデを背負って先行し、直線前が開かず踏み遅れての敗戦で見た目ほど悲観すべき内容ではない。
4走前のオールカマーはインの前有利な展開を先行したとはいえ、向正面でミッキースワローに突かれ掛かって動いてしまったカレンブーケドールに早めに動かされてしまい、そのまま外から早めに自ら勝ちに行く横綱競馬で勝ち馬から0.2秒差で残しており、見た目ほど悲観すべき内容ではない。
3走前の京都大賞典は前潰れの展開を早め先頭の横綱競馬での敗戦で、勝ち馬が次走でコントレイル、デアリングタクト、カレンブーケドールと互角の競馬をしていた事を考慮すれば見た目ほど悲観すべき内容ではない。
2走前のAJCCは不良馬場で別枠。
前走京都記念は横綱競馬で押し切りを狙うも力負けの内容。
デビュー以来スーパーG2や明確な不利があったレース以外G2以下なら好走続けており、加齢による明確な衰えも示しておらず、引き続き要注意。
今回は怪我明けの復調度も不透明で過信も過剰な軽視も危険なタイミング。
果たして…

ソダシ
5走前の札幌2歳ステークスはレコード決着の立ち回り戦を不利な大外枠発走から終始埒から三頭分以上外並走強いられながら、ハイペースを早めに自ら勝ちに行く横綱競馬で押し切っており好内容。
4走前のアルテミスステークスは前有利な展開を楽に先行する展開利と、ククナが不利を受けていた展開利があった感はあるが横綱競馬で完勝。
阪神JFは自ら勝ちに行く横綱競馬で押し切りを狙い、直線で内をすくわれながらもゴール前で差し返しており、勝負根性を見せつけた。
白馬が日本のG1で馬券圏内叶ったのは史上初の快挙。
白馬がG1を制したのは世界で歴史上二頭目の快挙。
桜花賞はレコード決着の立ち回り戦を経済コースを活かし切れた展開利があった感はあるが横綱競馬で押し切っており好内容。
内容は展開、枠順、コース取りを考慮するとサトノレイナスと互角かやや見劣る。
オークスは見所なく完敗。
世代最強牝馬決定戦一度の敗戦で見限るには時期尚早な内容は示している。
まだ子供対大人のタイミングで初の古馬牡牝混合重賞挑戦の今回は過信も過剰な軽視も危険なタイミング。

ソダシ自身が歴史の扉は既に開いているが、白馬一族は成長力に課題があるのではという昔からの言われもあってか、データ的には過去ソダシ以外の白馬は3歳以降芝の重賞で馬券圏内叶っていない。

今年はスーパーG2と呼ぶには寂しいメンバー構成な感はあり、軽ハンデを味方にどこまでやれるか?
近代競馬は「競馬力」=「脚力」++「器用さ、操縦性」
ゴールドアクターやキタサンブラックが代表例だが、恵まれる馬は何度でも恵まれる。
そして横綱競馬の真っ向勝負で自らを鍛えいつしか本物になっていく事もある。
馬券の年間回収率を高めるという点では3歳以降は軸には出来ていないが、一競馬ファンとしては頑張って欲しいという思いはある。
果たして…

ディアマンミノル
4走前の御堂筋ステークスは弱いメンバー構成に恵まれた感はあり目立った内容ではない。
3走前のメトロポリタンステークスはサンアップルトンに不利があった展開利があった感はあるが、インの前有利な展開を外に持ち出すのに手間取り踏み遅れながら大外から差を詰めており、内容は先着を許した組に見劣らず、ナンバーワンタイ以上も特筆すべき内容ではない。
2走前の目黒記念は「世界一馬場が綺麗な日」として謳われる事も多い日本ダービーデーの、終日インの前有利な1日を軽ハンデと絶好枠から経済コースを活かし切り楽に先行する展開利があった感はあり、番手から上がり32.5を繰り出せる条件戦馬でも好走できてしまうようなジョッキー達の実力を疑わざるを得ないような異常な内容のレースで度外視すべき。
が、示してきた内容からは切れ味で勝負するタイプではないとはいえ見所なく完敗。

前走函館記念は経済コースを活かせた馬と暴走した二頭以外は前に付けた馬が上位を独占する中、軽ハンデに恵まれた感はあるが、二桁番手から最終コーナーで一番外を回しながら上がり最速で差を詰めており悲観すべき内容ではない。

内容良化継続中で引き続き要注意。
洋芝でならば重賞挑戦権は持てる内容示しており、引き続きの成長と展開利があれば3着くらいに引っかかっても驚けない内容は示している。
ギャラクシー馬券の使者となるか?
果たして…

トーラスジェミニ
6走前のディセンバーステークスは前有利な展開を楽に逃げる展開利があった感はあるが完勝。
5走前の小倉大賞典は見所なく完敗。
4走前は重馬場で別枠。
3走前のダービー卿CTは見所なく完敗。

2走前の安田記念は58kgを背負って真っ向勝負で掲示板に残しており悲観すべき内容ではない。

前走七夕賞は弱いメンバー構成に恵まれた感はあるが、経済コースを活かせた組みが上位の大半を占める中、絶好枠から経済コースを活かせた感はあるが、57kgを背負って横綱競馬で押し切っており悪過ぎる事はない。
内容良化継続中で引き続き要注意。
惑星候補の資格はある。
データ的には過去前走函館記念以外の2000mからの臨戦馬は3着が一頭で他は全滅。
果たして…

バイオスパーク
7走前の函館記念は弱いメンバー構成に恵まれた感はあり目立った内容ではない。
6走前の京都大賞典はG1好走クラスのメンバー相手に前潰れの展開を早めに自ら勝ちに行く競馬での敗戦で、見た目程悲観すべき内容ではない。
5走前の福島記念は絶好枠から経済コースを活かし切れた展開利と、全場重賞制覇がかかった池添Jの極限の集中力と執念の騎乗に後押しされた感はあるが勝ち切った事は悪くない。
4走前の中山金杯は死に枠から無理やりポジション取りに行き、ポジション取り切れず終始埒から四頭分以上外並走強いられ続ける苦しい展開での敗戦で同情の余地はある。
3走前の小倉大賞典は見所なく完敗。
2走前は新潟で別枠。

前走函館記念は経済コースを活かせた組みが上位の大半を占める中、不利な大外枠発走から終始埒から三頭分以上外並走強いられ続け、57kgを背負い自ら早めに勝ちに行く横綱競馬で3着に残しており、内容は着順を上回り悲観すべき内容ではない。

洋芝では重賞で好走続けており、加齢による明確な内容悪化は示していないが良くも悪くも内容は平行線。
G2ではワンパンチ足りない感はあり今回は楽な戦いにはならないか。
果たして…

ブラストワンピース
凱旋門賞以降内容悪化継続中。
前走鳴尾記念は前有利な展開を差してのものではあるが、絶好枠から経済コースを活かし切れた感はあり目立った内容ではない。
不利が無ければダービー制していた可能性高く、有馬記念など重賞5勝のポテンシャルに疑いの余地はないので、復調していれば好走しても驚けない内容は示している。
札幌競馬場は負け無し舞台で、今回は過剰な軽視は危険なタイミング。
惑星候補の資格はある。
データ的には過去前走函館記念以外の2000mからの臨戦馬は3着が一頭で他は全滅。
果たして…

ペルシアンナイト
示してきた実績からは、叩き良化型で古馬になってからは速い脚が使えないタイプで、上がりのかかる消耗戦がベストで好走スポットが狭いタイプか。
12走前のマイルCSは前有利な展開を唯一二桁番手から掲示板内確保して、ダノンプレミアムから0.1秒差の3着ならば好内容。
7走前の札幌記念はラッキーライラックに1馬身半先着しており、得意な条件下ではまだ加齢による大きな能力的な衰えは無いことを示したか。
6走前の富士ステークスはマイルCSのための叩き台の捨てレースを陣営も明言しており度外視可能。
5走前のマイルCSはインの前有利な展開を不利な大外枠から出負けして殿付近からの競馬で、直線でも前が開かず、仕掛けを待たされ外に持ちだし踏み遅れており、内容はサリオスと大差なく、勝味に遠い競馬だったジョッキーの非も大きい乗り方での敗戦で悲観すべき内容ではない。
4走前の有馬記念は最終コーナーでもあわやの手応えで回ってきており、4着馬から0.1秒差と、グランプリレースと考えれば悲観すべき内容ではない。
3走前の金鯱賞は重馬場で別枠。
2走前の大阪杯は重馬場で別枠。
前走鳴尾記念は見所なく完敗。
2年前の札幌記念ではフィエールマンと0.1秒差で走っており、昨年もラッキーライラックに0.2秒先着し2着に好走しており、足りる足りないは別として、同馬にとっては得意な部類の条件な可能性は高い。
後方に置かれてしまい、スローの決め脚比べの展開になってしまったら出番はないだろうが、展開利があれば3着くらいに引っかかっても驚けない内容は示している。
惑星候補の資格はある。
データ的には過去7歳以上の馬は当日1〜3枠の内枠に入った馬以外は一頭も馬券圏内叶っていない。(入れば2着が三頭で他は全滅)
もう一つ、データ的には過去前走函館記念以外の2000mからの臨戦馬は3着が一頭で他は全滅。
果たして…

マイネルウィルトス
5走前の元町ステークスは弱いメンバー構成に恵まれた感はあるが見所なく完敗。
4走前は重馬場で別枠。
3走前の壇ノ浦ステークスは弱いメンバー構成に恵まれた感はあり目立った内容ではない。
2走前は新潟の不良馬場で別枠。
前走函館記念は経済コースを活かせた組みが上位の大半を占める中、最終コーナーで外を回した分程度の着差で、洋芝のG3ならば引き続きの成長と展開利があれば馬券内狙える可能性は示したか。
内容良化継続中で引き続き要注意だが、今のところ別定G2で馬券内期待させる程の内容は示していないか。
果たして…

ユーキャンスマイル

9走前の天秋はンの前有利な展開を二桁番手から直線少し外に出すのに手間取りながら大外から上がり最速で差を詰めており、内容は2番手タイで悲観すべき内容ではない。

8走前のJCは重馬場で別枠。
7走前の阪神大賞典は3000m以上のマラソンレースで別枠。
6走前の天春は3000m以上のマラソンレースで別枠。
5走前のアルゼンチン共和国杯は半年ぶりの復帰戦且つJCへの叩き台の58kgと多少は同情の余地はある。
4走前のJCは見所なく完敗。
3走前の有馬記念は不利な大外枠からの競馬とはいえ見所なく完敗。
2走前の阪神大賞典は3000m以上のマラソンレースで別枠。
前走の天春は3000m以上のマラソンレースで別枠。
近8走G1か適正距離外のレースしか出走しておらず、久々の好条件な可能性が残るタイミング。
示してきた実績からは2000mが最も内容が良く、ベスト距離な可能性は高い。
加齢による衰え具合も不透明なタイミングだが、初の札幌競馬場挑戦の今回は過剰な軽視は危険なタイミング。
惑星候補の資格はある。
データ的には過去前走2600m以上からの臨戦馬でG1未勝利馬は一頭も馬券圏内叶っていない。
果たして…

ラヴズオンリーユー
オークスはハイペースを早め先頭の横綱競馬で粘り込んだカレンブーケドールとはまだ勝負付けは済んでいないが内容ナンバーワンタイ。
9走前のエリザベス女王杯は軽度怪我明け約半年振りの復帰戦での初の古馬混合G1で同情の余地はある。
8走前のヴィクトリアマイルはドバイに遠征したもののコロナで走れず帰国し、帰国後軽度怪我もあり度外視可能。
7走前の鳴尾記念は同年のG3ですら一頭も馬券圏内叶っていない弱いメンバー構成に恵まれた感はあり目立った内容ではない。
6走前の府中牝馬ステークスはG1への叩き台に徹した極限の余力残し仕上げの中での重馬場で別枠。
5走前のエリザベス女王杯は前潰れの展開利があった感はあるが、終始埒から三頭分以上外並走強いられながら自らロンスパで勝ちに行っての敗戦で内容も着順同様3番手で、ラッキーライラック、サラキアの両馬が古馬牡牝混合G1好走馬と考えれば復調し、再度成長曲線に乗せた感はある。
4走前の有馬記念は牝馬には厳しい消耗戦になりやすいレースで現役一線級相手で見所なく完敗も同情の余地はあり、悲観すべき内容ではない。
3走前の京都記念は弱いメンバー構成に恵まれた感はあるが横綱競馬で快勝。
近二走は海外で別枠。
内容良化継続中で引き続き要注意。
洋芝、札幌競馬場初挑戦で、国内ではまだ牡牝混合G1実績はなく、軽視は禁物な内容は示しているものの、予想段階で単勝1倍台に推される程の内容は示していない。
果たして…

今週も年間回収率を高められる可能性の「期待値」に重きを置いた軸選び、馬券を考えていきたいですね!

仲間と熱く語り合い、今週も競馬ライフを楽しんでいきましょう!

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