「競馬新聞とサヨナラ！通信」Vol.212「京都２歳ステークス2023（GⅢ）」出走馬診断

いつも使用している

過去の馬たちが残していってくれた

貴重な財産である「近10年のデータ」ですが、

「G３京都２歳ステークス」は２０１３年以前は

「京都競馬場芝2000ｍOP」で施行されていたところ、

２０１４年から「G3」に格上げされました。

また、2020年～2022年は「京都競馬場」改修工事の為、

「阪神競馬場芝2000ｍ」で施行されました。

今年は再び

「京都競馬場芝2000ｍ」で施行されるため、

近１０年で同条件で施行されたのは201４年～2019年の6年間です。

G３京都2歳ステークス自体のデータ①の６年で

馬券内馬全18頭中頭中

「当日４番人気以下の馬」が6頭が馬券圏内に好走していた。

前走「黄菊賞（京都芝2000ｍ）」で

「上がり１位」で「１着」からのローテーションだった事。

「京都競馬場」「芝２０００ｍ」共に「１戦１勝」だった。

「今年のデータ該当馬」
該当なし

２走前に「阪神芝２０００m新馬戦」で

「３番人気以内」「上がり１位」「勝ち馬とタイム差無しの２着」の実績を持っており、

前走「京都芝2000ｍ未勝利戦」で

「１番人気」「上がり２位以内」

「２着以下に0.2秒以上差を付けての１着」からのローテーションだった事。

「今年の該当馬」
該当なし

前走「東京芝2000ｍ新馬戦」で

「３番人気以内」「上がり３位以内」

「２着以下に0.3秒以上差を付けて１着」からのローテーションだったこと。

「今年のデータ該当馬」
該当なし

「阪神芝１８００m新馬戦」で

「８番人気以内」「上がり１位」で

「２着以下に0.5秒以上差を付けての１着」の実績をもっており、

前走「萩ステークス（京都芝1800ｍ）ＯＰ」に出走予定も

「放馬」してしまったため競争除外となってしまった実績を持っていた。

「今年の類似データ？該当馬」
「ギャンブルルーム」（予想段階で3番人気）
２走前に「阪神芝1800ｍ新馬戦」で「４番人気」「上がり１位」
「２着以下に0.9秒以上差を付けての１着」の実績を持っており、

前走「Ｇ３札幌２歳ステークス（札幌芝1800ｍ）」で
「２番人気」「上がり３位」「勝ち馬から1.3秒差の３着」からのローテーション。

G３京都2歳ステークス自体のデータ①の６年で

「当日４番人気以下」

且つ「新馬戦が東京・京都・阪神の芝1800ｍか芝2000ｍ」で「３番人気以内」

もしくは「新馬戦が東京・京都・阪神の芝1800ｍか芝2000ｍ」で

「上がり３位以内且つ３着以内」の実績を持っていたなかった馬は

１頭も馬券圏内叶っていない。

「コスモキュランダ」（予想段階で15番人気）
「ダノンデサイル」（予想段階で13番人気）
「ディスペランツァ」（予想段階で14番人気）
「パワーホール」（予想段階で5番人気）
「ホウオウプロサンゲ」（予想段階で7番人気）
「マーゴットソラーレ」（予想段階で10番人気）

G３京都2歳ステークス自体のデータ①の６年で

「前走東京競馬場芝2000ｍ未満」からの臨戦馬は

１頭も馬券圏内叶っていない。

「シンエンペラー」（予想段階で1番人気）
「ホウオウプロサンゲ」（予想段階で7番人気）
「マーゴットソラーレ」（予想段階で10番人気）
「ルカランフィースト」（予想段階で11番人気）

G３京都2歳ステークス自体のデータ①の６年で

「前走G3札幌２歳ステークス（札幌芝1800ｍ）」からの臨戦馬は

「前走２番人気以内」且つ「３着以内」

且つ「勝ち馬から0.1秒差以内」の実績を持っていた馬以外

１頭も馬券圏内叶っていない。

「ギャンブルゲーム」（予想段階で３番人気）
注：前走「２番人気」「勝ち馬から1.3秒差の３着」

「パワーホール」（予想段階で5番人気）
注：前走「４番人気」「勝ち馬から0.7秒差の2着」

G３京都2歳ステークス自体のデータ①の６年で

「前走未勝利戦」からの臨戦馬は

「前走２番人気以内」

且つ「２着以下に0.２秒以上差を付けて１着」の実績を持っていた馬以外

１頭も馬券圏内叶っていない。

「ダノンデサイル」（予想段階で13番人気）
「ディスペランツァ」（予想段階で14番人気）

G３京都2歳ステークス自体のデータ①の６年で

「前走京都競馬場と阪神競馬場以外の競馬場」からの臨戦馬は

「３つのポイント」のいずれかを必ず満たしていた。

「１つ目のポイント」は

「芝1800ｍか芝2000ｍ」で「初角７番手以下」から

「上がり１位」で「１着」の実績を持っていた事。

（「G3札幌２歳ステークス」ならば２着以下とタイム差無し以上、

「条件戦」ならば２着以下に0.1秒差以上差を付けての１着）」

「２つ目のポイント」は

「最終コーナー７番手以下」から

「上がり１位」で「１着」の実績を持っていた事。

「３つ目のポイント」は

「東京競馬場芝2000ｍ新馬戦」で

「３番人気以内」且つ「上がり３位以内」

且つ「２着以下に0.3秒以上差を付けての１着」からのローテーションだった事。

「ギャンブルゲーム」（予想段階で３番人気）

「コスモエスメラルダ」（予想段階で8番人気）
「シンエンペラー」（予想段階で１番人気）
「パワーホール」（予想段階で5番人気）
「プレリュードシチー」（予想段階で9番人気）
「ホウオウプロサンゲ」（予想段階で7番人気）
「マーゴットソラーレ」（予想段階で１0番人気）
「ルカランフィースト」（予想段階で11番人気）

G３京都２歳ステークス自体のデータ①の６年で

「当日4番人気以下」で馬券圏内叶った馬

6頭の「馬番」は以下の通り。

1番：2頭（5番人気２着、５番人気３着）
5番：1頭（5番人気3着）
6番：2頭（6番人気１着、４番人気２着）
10番：1頭（6番人気3着）

注：ただし、該当６年の出走頭数は、

９頭、９頭、９頭、１０頭、１２頭、８頭と「小頭数」で今年は予想段階で「１５頭」。

データ的には近10年

「6～8月の芝1800ｍの２歳新馬戦」で

「初角2番手以下から2着以下に0.9秒差以上着差を付けての1着」の

実績を持っていた「2歳馬」は以下の馬達。

・イクイノックス
・ヴェロックス
・シャルール
・フェイト
・マツリダゴッホ

後のG1馬2頭をはじめ、

全馬馬齢4歳を迎えるまでに（馬齢２～3歳中に）

重賞馬券内実績を持っていた馬達だった。

「今年の該当馬」
「ギャンブルルーム」（予想段階で3番人気）
注：ただし、前走で重賞馬券内に好走済みではある。

データ的には近10年

「G3札幌２歳ステークス」で

「新馬戦５番人気以下」からの

「キャリア２戦目での重賞挑戦のローテーション」で馬券圏内叶ったのは１頭のみ。

「該当馬」
「パワーホール」（予想段階で５番人気）