「競馬新聞とサヨナラ!通信」Vol.211「マイルチャンピオンシップ2023(GⅠ)」出走馬診断

2023年11月

競馬は大好きだけど

「出馬表を見ても、

自分がどの馬から買えばよいのか、

理由やヒントが見つけられない」

そんな経験はありませんか?


恥ずかしながら

長い間わたし自身もずっとそうでした。

 

ですが、

競馬をもっと楽しんでいくために、

「自分だけの馬券術」を

身につけていきたいと思い、

JRAサイトで無料で閲覧可能な

過去のレース映像や、

過去の競走馬たちが

残していってくれた

データなどから、

「なぜ自分がこの馬券を購入したいのか」の

理由を持てるようになりました。

 

全重賞レースでです。

 

いつもブログを読んでくださり

ありがとうございます!

カレー屋さん勤務一筋の

「かれ~屋さん」です。

 

このブログを読んでくだされば

「なぜ自分がこの馬券を購入したのか」

その理由を持てるようになる

一助になると思います。

 

競馬仲間と語り合う時の

ネタも拾えると思います。

今回は「GⅠ マイルチャンピオンシップ2023」の

馬券購入へ向けたヒントを

探していきたいと思います。

 

GⅠ マイルチャンピオンシップ自体のデータ①→

いつも使用している

過去の馬たちが残していってくれた

貴重な財産である「近10年のデータ」ですが、

 

「GⅠマイルチャンピオンシップ」は以前は

「京都競馬場芝1600m」で施行されていたところ、

2020年~2022年は「京都競馬場」改修工事の為、

「阪神競馬場芝1600m」で施行されました。

 

今年は再び

「京都競馬場芝1600m」で施行されるため、

近10年で同条件で施行されたのは2013年~2019年の7年間です。


GⅠ マイルチャンピオンシップ自体のデータ②→

GⅠマイルチャンピオンシップ自体のデータ①の7年で

馬券内馬全21頭中頭中

「当日4番人気以下の馬」が9頭が馬券圏内に好走していた。


GⅠ マイルチャンピオンシップ自体のデータ③→

GⅠマイルチャンピオンシップ自体のデータ①の7年中6年で

「4番人気以下の馬」が

1頭以上馬券圏内に好走していた。

 

また、GⅠマイルチャンピオンシップ自体のデータ①の7年中3年で

「4番人気以下の馬」が

2頭以上馬券圏内に好走していた。

 

また、GⅠマイルチャンピオンシップ自体のデータ①の7年で

「4番人気以下の馬」が

馬券圏内独占していた年はない。



「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプ「1つ目」→

前年度の「G1安田記念(東京芝1600m)」と

「G1マイルチャンピオンシップ(京都芝1600m)」で

共に「3着以内」の実績を持っており、

前年の「G1マイルチャンピオンシップ」では

「1番人気」に推されていた実績を持っていた事。

 

 

「今年の類似データ?該当馬」
「セリフォス」(予想段階で1番人気)
注:昨年「G1安田記念」4着、「G1マイルチャンピオンシップ」で1着、
同年の「G1安田記念」で2着の実績がある。

「シュネルマイスター」(予想段階で2番人気)
注:昨年「G1安田記念」2着、「G1マイルチャンピオンシップ」で5着、
同年の「G1安田記念」で3着の実績がある。



近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプ「2つ目」→

「京都競馬場芝レース」では「OP」レース出走経験がある中で「無敗」且つ

同年の「G1安田記念(東京芝1600m)」で

「4番人気以内」の支持を受けていた事。

(過去の該当馬は「G1安田記念」は「不良馬場」で11着)

 

 

「今年の該当馬」
「シュネルマイスター」(予想段階で2番人気)



近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプ「3つ目」→

前走「G1安田記念(東京芝1600m)」で

「1番人気」「1着」からのローテーションだったこと。

 

 

 

「今年のデータ該当馬」
該当なし

近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプ「4つ目」→

前走「G2札幌記念(札幌芝2000m)」で

「直近5走で国内外のマイルG1で4勝2着1回」の実績を誇っていた

「モーリス」に「0.3秒差を付けての1着」の実績を持っていた事。

 

「今年の類似データ該当馬」
「エルトンバローズ」(予想段階で5番人気)
注:前走「G2毎日王冠(東京芝1800m)」で

「国内マイルG1」を3連勝中の「ソングライン」を抑えて1着からのローテション。


近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプの出走馬「5つ目」→

「馬齢3歳」で「G1皐月賞(中山芝2000m)」で

「上がり3位以内」且つ「2着以内」の実績を持っていた事。

過去の該当馬は

約5か月ぶりの休み明けだった前走「G3富士ステークス(東京芝1600m)(不良)」で

「2番人気」「勝ち馬から0.8秒差の5着」からのローテーションだった。

 

「今年の該当馬」
該当なし


近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプの出走馬「6つ目」→

「馬齢3歳」で前走「G2スワンステークス(京都芝1400m)」で

「上がり1位」「1着」からのローテーションだったこと。

 

「今年の該当馬」
該当なし


近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプの出走馬「7つ目」→

「馬齢3歳」で前走「G2毎日王冠(東京芝1800m)」で

「3番人気以内」「上がり1位」「勝ち馬から0.2秒差以内」で

「2着以内」からのローテーションだったこと。

 

過去の該当馬は「芝1600nと1800mのレース」では

「G1」含めて重賞に4度挑戦し、

「重賞以外は無敗」で「連対率100%(2着以内率100%)」だった。

 

「今年の類似データ?該当馬」
「エルトンバローズ」(予想段階で5番人気)
注:「G1」出走経験はなく、条件戦で3度の2着があるが、

「芝1600nと1800mのレース」では「連対率100%(2着以内率100%)」

近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプの出走馬「8つ目」→

同年の「G1大阪杯(阪神芝2000m)」で

「勝ち馬から0.2秒差以内」且つ「3着以内」の実績を持っていたこと。

 

 

「今年のデータ該当馬」
「ダノンザキッド」(予想段階で12番人気)

近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプの出走馬「9つ目」→

前年の「G1マイルチャンピオンシップ(京都芝1600m)」で

「2着以内」もしくは「1番人気」の実績を持っていた事。

 

「今年のデータ該当馬」
「セリフォス」(予想段階で1番人気)

「ダノンザキッド」(予想段階で12番人気)
注:ただし、昨年は「阪神競馬場」で施行されていた。

近10年の「4番人気以下」の好走馬と同じキャリアタイプの出走馬「10つ目」→

「古馬」で、前走「G2毎日王冠(東京芝1800m)」で

「2番人気以内」「勝ち馬から0.3秒差以内」からのローテーションだったこと。

 

「今年の該当馬」
「シュネルマイスター」(予想段階で2番人気)

G1マイルチャンピオンシップ自体の「枠順」データ①→

GⅠマイルチャンピオンシップ自体のデータ①の7年で

「当日4番人気以下」で馬券圏内叶った馬

9頭の「馬番」は以下の通り。

 

1番:1頭(5番人気1着)
3番:2頭(9番人気3着、4番人気3着)
4番:1頭(7番人気3着)
7番:1頭(6番人気3着)
12番:1頭(8番人気1着)
15番:1頭(7番人気3着)
16番:1頭(4番人気1着)
18番:1頭(4番人気1着)

特殊データ保持馬「1頭」→

「レッドモンレーヴ」(予想段階で6番人気)

 

 

データ的には近10年

「馬齢4歳でG2京王杯スプリングカップを

2着以下に0.1秒以上の差を付けて制した馬」は

怪我などが無ければ、

今の所3-0-0-1で、

同年の秋に出走さえ叶えば

「国内の1600m以下のG1で2着以内」に好走していた。

唯一叶わなかったのは「メイケイエール」で「牝馬」だった。

 

「例」

サダムパテック」
2012年に京王杯SCを制し、
2012年G1マイルチャンピオンシップ1着

 

「ダイワマッジョーレ」 
2013年に京王杯SCを制し、
2013年G1マイルチャンピオンシップ2着

 

「タワーオブロンドン」 
2019年に京王杯SCを制し、
2019年G1スプリンターズステークス1着

 

過去の馬達が残していってくれた

貴重な財産であるデータ的には

「今秋の古馬混合G1で、勝ち負けが狙える段階まで成長を遂げている」

可能性を感じるタイミング。



ダノンザキッド→

16走前のG3東スポ杯2歳ステークスは、

デビュー2戦目での重賞初挑戦で、

前有利な展開を楽に先行出来た

展開利があった感はあるが、

 

2着はその後G1でも

複数回好走する「タイトルホルダー」も、

直線では鞭を入れる事もなく

横綱競馬で楽に押し切っており完勝。

15走前のG1ホープフルステークスは

3着の「ヨーホーレイク」に

不利があった展開利があった感はあるが、

 

終始前に壁が作れない形で、

埒から3~4頭分以上

外並走強いられ続けた中、

横綱競馬で押し切っており、

内容は着差以上に

2着「オーソクレース」を上回る。

14走前のG2弥生賞は

G1を制している同馬には

「勝つ意味のないレース」で

(賞金はもらえますが…)

G1皐月賞へ向けた

極限の余力の残し仕上げは

間違いないタイミングではあり、

 

1着が後の「皐月賞」2着

G1菊花賞1着の

「タイトルホルダー」、

2着が「NHKマイルカップ」を制する

「シュネルマイスター」、

4着が「セントライト記念」

内容ナンバーワンタイの2着の

「ソーヴァリアント」

と考えれば悲観すべき内容ではない。

13走前のG1皐月賞は

3戦連続の「中山遠征」で

馬体重合計マイナス16kgと

レースを重ねる度に

明らかに馬体を減らしてしまってはいたが、

見所なく完敗。

12走前のG3富士ステークスは

「右橈骨粗面剥離骨折」

明けの約半年振りの復帰戦で、

馬体重プラス22kgで

春先に度重なる遠征で減ってしまっていた

馬体が回復し、キャリアハイの馬体重での

復帰戦且つ前哨戦仕上げで、

 

不利な大外枠発走から

前に壁が作れない形で

終始埒から5~6頭分以上

外並走を強いられる

非常に苦しいポジショニングで

早めに自ら勝ちに行く

真っ向勝負での敗戦で、

 

ローテーション、展開、

コース取りなどを考慮すると、

勝ち馬「ソングライン」は

軽斤量に恵まれ、好枠から直線まで

経済コースを活かし切れていた事を

考慮すれば、この時点では

まだ勝負付けは済んでおらず、

 

今後に前向きな可能性を残す内容で、

最も厳しい競馬を

強いられたのは間違いなく、

悲観すべき内容ではない。

11走前のG1マイルチャンピオンシップは

インの前有利な展開を、

不利な外枠13番枠発走から

終始埒から4頭分以上

外並走強いられ続け、

上り3位の33.0の

極限に近い末脚を繰り出しての敗戦で、

 

勝ち馬「グランアレグリア」には完敗も、

先着を許した2着の「シュネルマイスター」には、

展開、コース取り、枠順などを考慮すれば

内容は勝るとも劣らず、

互角かそれ以上で、負けて強しの好内容。

 

また、過去馬齢3歳で

「マイルチャンピオンシップで4着以内」に

好走できれば、

怪我などがなければ、

 

その後のキャリアで全馬例外無く

「1400m以上のG2を制する」か、

G1で馬券圏内叶っている事を考慮すれば

悲観すべき内容ではない。

10走前のG2中山記念は

不利な大外15番枠発走から

出遅れてしまい、

終始埒から4頭分以上外並走強いられ続ける

非常に苦しいポジショニングからの

競馬での敗戦も、

勝ち馬「パンサラッサ」の演出した

超ハイペースの展開を

早めに捲っていっての自ら勝ちに行く

競馬での敗戦ではあったが、

目立った内容ではない。

9走前のG1安田記念は

「古馬混合マイルG1」にしてはスローペースで、

外伸びの馬場傾向が強かった日のレース。

 

インの内を先行する競馬をしていた

「ファインルージュ」「ダノンザキッド」

 

早め先頭の横綱競馬をしていた

「ソングライン」「サリオス」

 

「着差が付きにくく」や「脚色の違いが出にくい」

スローペースの中、

明確に脚色が違った「シュネルマイスター」

 

上記の5頭以外の全ての馬は、

今の所明確な古馬混合G1実績はない。

 

同馬は不利な内枠4番発走から

2番手追走からの競馬で、

直線では外に持ち出しきれない中で、

早め先頭の真っ向勝負での敗戦で、

 

勝ち馬「ソングライン」と0.2秒差の6着ならば、

見た目ほど悲観すべき内容ではない

可能性は残すタイミング。

8走前のG3関屋記念は

超スローの前有利な展開を

6番手追走から上がり最速の

32.6の末脚を繰り出しての敗戦で、

 

先着を許した組とはこの時点では

まだ勝負付けは済んでおらず、

見た目ほど悲観すべき内容ではない。

が、特殊な適性が問われる度合いが強い

「新潟競馬場」で別枠。

7走前のG2毎日王冠は

既にGⅠを制している同馬には

「絶対に勝ちたいレース」ではなく、

今回へ向けた「前哨戦仕上げ」のタイミング。

 

スタート前にゲートを突き破って

1頭だけフライング発走となってしまい、

「馬体検査」を受けるトラブルがあった直後の競馬。

 

内容的には、「レコード決着の立ち回り戦」を

終始前に壁が作れない形で

埒から3頭分以上外並走強いられ続け、

早め先頭の真っ向勝負での敗戦で、

 

この時点では先着を許した組とは

まだ勝負付けは済んでいない内容で

見た目ほど悲観すべき内容ではない。

6走前のG1マイルチャンピオンシップは、

密集した馬群をこじ開け、

早めに有力各馬と真っ向勝負の中、

ゴール前では3着以下を突き放して2着を確保しており

勝ち馬「セリフォス」は、

有力馬のほとんどが早めの真っ向勝負の競馬の中、

仕掛けを遅らせ、

馬場の綺麗な外目を追い込んでの勝利だったことを考慮すれば

「展開、斤量差」を考慮すれば、

この時点では勝負付けが済んだとみるには時期尚早なタイミング。

5走前のG1香港カップは

特殊な適性が問われる度合いが強い「海外競馬」で別枠。

4走前のG2中山記念は

陣営も次走「G1大阪杯」へ向けての叩き台レースと明言での出走で度外視可能。

3走前のG1大阪杯は「高速決着の立ち回り戦」を

13番枠発走から、終始埒から2~3頭分以上外並走強いられ続け、

最終コーナーも外から押し上げ

勝ち馬「ジャックドール」2冠馬「スターズオンアース」と

タイム差なしまで差を詰めており、

先着を許した2頭とは見た目のイメージ程の内容差はなく、負けて強しの好内容。

2走前のG1クイーンエリザベス2世カップは

特殊な適性が問われる度合いが強い「海外競馬」で別枠。

前走G1宝塚記念は

スタミナ比べの中距離でのロングスパート合戦は適正外の可能性高く、同情の余地はある。

示してきた内容からは、

3歳春の時点では

明確に「使い減り」していた事もあり、

「1レース当たりの消耗度が激しいタイプ」の可能性が高い。

 

原因は一つではないと思うが、

その延長戦で怪我をしてしまい、

成長期に長期休養を余儀なくされてしまった経緯もあり、

陣営が同じ轍は踏まないと、

 

「インディチャンプ」らの歴代のG1馬のように、

「本番のG1」以外はほとんど仕上げずに、

負けても致し方なしと割り切って消耗を抑え、

本番のみ「勝負仕上げ」で臨む可能性も

かなり高いタイミング。

 

2歳時は「能力の絶対値」が

世代の中では抜けていた感はあり

「G1」のみ振り返ってみると…

 

G1ホープフルステークス」は

内容ナンバーワンで1着、

G1皐月賞」は「調整失敗」で

余力が残っていなかった感はあるが完敗。

昨年の「G1マイルチャンピオンシップ」は

内容は「シュネルマイスター」と

互角かそれ以上でのナンバー2タイ以上で3着。

 

「G1安田記念」は

「極端な外伸びの馬場傾向」があった日の

内枠からの早め先頭の真っ向勝負で僅差の敗戦。

 

「G1マイルチャンピオンシップ」は

「古馬勢有力馬」達との早めの横綱競馬合戦を制し、2着を確保しており、

「展開がハマった感」ある「セリフォス」とはこの時点では勝負付けは済んでいない内容。

「G1大阪杯」は展開、枠順、コース取りを考慮すれば

3着とはいえ先着を許した組とほぼ互角の内容。

 

能力を発揮できる状態が整っていたレースでは、

骨折明けの古馬混合戦も含めて、

明確に内容で先着を許したのは

歴史的名牝「グランアレグリア」1頭のみ。

 

示してきた内容からは

「現役最強マイラー」の可能性も秘める

ポテンシャルを示しており

引き続きの成長と展開利があれば

好走しても驚けない内容は示している。

惑星候補の資格はある。


「競馬新聞とサヨナラ!通信」的な「4番人気以下」の注目穴馬5頭→

「エルトンバローズ」(予想段階で5番人気)
「ジャスティンカフェ」(予想段階で8番人気)
「ソーヴァリアント」(予想段階で7番人気)
ダノンザキッド」(予想段階で12番人気)
「レッドモンレーヴ」(予想段階で6番人気)

出走馬診断を終えてみると…

 

結果はどうあれ、

ずっと応援し続けてきている「ダノンザキッド」(予想段階で12番人気)と

再び心中するレースだと思っています!

「枠順」発表も楽しみに待ちながら

引き続き仲間と熱く語り合い、

楽しみながら予想を続けていけたらと思います!

同週の「G2東スポ杯2歳ステークス2023」の出走馬診断はこちら


本日と明日の京都競馬場近隣天気予報

今週も年間回収率を高められるような
馬券を考えていきたいですね!
仲間と熱く語り合い
今週も競馬ライフを
楽しんでいきましょう!

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