「競馬新聞とサヨナラ!通信」Vol.90「阪神牝馬ステークス2022」出走馬診断

2022年4月

競馬は大好きだけど

「出馬表を見ても、

自分がどの馬から買えばよいのか、

理由やヒントが見つけられない」

そんな経験はありませんか?


恥ずかしながら

長い間わたし自身もずっとそうでした。

 

ですが、

競馬をもっと楽しんでいくために、

「自分だけの馬券術」を

身につけていきたいと思い、

JRAサイトで無料で閲覧可能な

過去のレース映像や、

過去の競走馬たちが

残していってくれた

データなどから、

「なぜ自分がこの馬券を購入したいのか」の

理由を持てるようになりました。

 

全重賞レースでです。

 

いつもブログを読んでくださり

ありがとうございます!

カレー屋さん勤務一筋の

「カレー屋さん」です。

 

このブログを読んでくだされば

「なぜ自分がこの馬券を購入したのか」

その理由を持てるようになる

一助になると思います。

 

競馬仲間と語り合う時の

ネタも拾えると思います。

今回は「阪神牝馬ステークス2022」の

馬券購入へ向けたヒントを

探していきたいと思います。



いつも使用している

過去の馬たちが残していってくれた

「近10年のデータ」ですが、

阪神牝馬ステークスが

「阪神競馬場1600m」で

施行されるようになったのは

2016年からのため

(それ以前は「阪神競馬場1400m」で施行)

今回は2016年以降の

「近6年のデータ」を見ていきたいと思います!

それでは「レース登録馬」を

順にみていきたいと思います。


アカイトリノムスメ→

5走前のG3クイーンカップは

後の重賞好走馬複数頭相手に

早め先頭の横綱競馬で

押し切っており好内容。

4走前のG1桜花賞は

レコード決着の立ち回り戦を

先着を許した組との差は最終コーナーで

外を回した分だけ負けた程度の差で、

1着「ソダシ」と

3着「ファインルージュ」とは

内容に大差はない。

が、展開、コース取りを考慮すれば

2着「サトノレイナス」には

着差以上に内容は劣る可能性はある。

3走前のG1オークスは

「ソダシ」をマークする競馬からの

真っ向勝負で

世代最強牝馬決定戦で

2着を確保しており好内容。

が、このレースの上位馬は

それ以降活躍できておらず、

勝ち馬「ユーバーレーベン」以外の

この世代の牝馬の

「長距離戦でのレベル」は

この時点では「先輩世代」と比べて

総じて高くない事を

示した1戦だった可能性もある。

2走前のG1秋華賞は

直線で強い向かい風が吹く

「差し馬受難の一日」で、

着順を額面通り受け取るのは

やや危険な一日のレースも、

終始埒から3頭分以上

外並走強いられ続けながら

横綱競馬で押し切っており好内容。

展開、枠順、コース取りなどを考慮すれば、

この時点ではまだ

2着「ファインルージュ」とは

勝負付けは済んでいない内容。

前走G1エリザベス女王杯は

初の古馬混合G1挑戦で、

好枠を引けた利はあった感はあるが、

前つぶれの展開を

5番手追走からの競馬で、

早めに埒から3~4頭分以上

外並走覚悟で外に持ち出し、

真っ向勝負での敗戦で、

見た目ほど悲観すべき内容ではない。

示してきた内容からは

対同世代でも

内容ナンバーワンタイ以上で走れたのは

G1秋華賞のみで、

マイルG1馬券内実績はなく

「1800~2000mくらいの中距離」が

ベストの可能性もあるタイミング。

 

約1年間1600mは未出走で、

現状の真価が分かりづらいタイミングで、

古馬のマイルのスペシャリスト達に交じっても

ポテンシャルが上位に来るかは

走ってみないとわからないタイミング。

 

内容良化継続中で引き続き要注意も、

「斤量56kg」も楽ではなく。

来ても来なくても、

予想段階で1番人気に推される程の

内容は示せていない。

データ的には近6年

「前走G1ジャパンカップ、

G1有馬記念以外の

2000mを超える距離のレース」からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

 

もう一つ、近6年

「斤量55kg以上の4歳牝馬」で

馬券内叶ったのは

2016年1番人気で2着だった

「ミッキークイーン」1頭のみ。

 

もう一つ、近6年

「斤量56kgの4歳牝馬」は

出走自体2016年1番人気で

2着だった「ミッキークイーン」1頭のみ。

 

「ミッキークイーン」は

G1オークス、G1秋華賞を制し、

3歳牝馬ながら

古馬牡牝混合G1ジャパンカップに出走し

3番人気に推されていた素質馬だった。

(結果は勝ち馬「ショウナンパンドラ」から

0.3秒差の8着)

果たして…



アンドヴァラナウト→

3走前のG2ローズステークスは

重賞初挑戦で、

終始埒から3頭分以上

外並走強いられ続けながら、

横綱競馬で押し切っており好内容。

2走前のG1秋華賞は

比較的経済コースを活かせた

ジョッキーの好騎乗もあった感はあり、

着差以上に先着を許した2頭には

内容は劣る。が、

G1初挑戦で真っ向勝負で

3着ならば好内容。

前走G3愛知杯は

約3か月振りの休み明け

且つ前走からプラス18kgの

キャリアハイの馬体重で、

初の古馬混合重賞挑戦ではあったが、

見所なく完敗。

示してきた内容からは、

マイル以下では2戦して

通用するかどうかは別問題も、

重賞挑戦権を持てる内容を示している

素質馬「プログノーシス」にしか

今の所負けておらず、

前走を叩いた上積みがあり、

距離短縮がプラスに向き、

引き続きの成長と展開利があれば、

3着くらいに引っかかっても

驚けない内容は示している。

が、来ても来なくても、

予想段階で2番人気に推されるほどの

内容は示せていない。

果たして…



クリスティ、クリノフラッシュ、コロナトゥーレ→

近走「芝レース」では目立った内容は示せていない。
今回は楽な戦いにはならないか。
果たして…



ジェラルディーナ→

3走前の西宮特別は

終始埒から3頭分以上

外並走強いられ続ける展開を、

直線でも大外から差し切っており快勝。

2着の「イズジョーノキセキ」が

次走G1エリザベス女王杯で

不利を受けながらも

5着に好走している事を

考慮すれば好内容。

2走前のG3チャレンジカップは

勝ち馬「ソーヴァリアント」には完敗も、

ジョッキーが傷んだ内目を空けて回る日を、

最内枠発走から

ゴールまで内目を通り続けていたことを考慮すれば、

2着の「ヒートオンビート」

3着の「ペルシアンナイト

5着の「スカーフェイス」

6着の「マイネルウィルトス」が

前後の重賞で好走していたことを考慮すれば

「ソーヴァリアント」が強すぎただけで、

見た目ほど悲観すべき内容ではない可能性は残る。

前走G2京都記念は

軽斤量に恵まれた感はあるが、

開幕週のインの前有利な一日の

インの前有利な展開を、

後方2番手追走から

直線入り口から大外を回して

上がり最速の末脚を繰り出し、

勝ち馬「アフリカンゴールド」から

0.3秒差まで差を詰めており、

内容は5着以下の馬たちを着差以上に上回り、

先着を許した組とも

この時点では勝負付けは済んでおらず、

見た目程悲観すべき内容ではない。

示してきた内容からは、

通用するかは別問題も、

牝馬限定G2挑戦権を持てる内容は示しており、

内容良化継続中で

引き続きの成長と展開利があれば、

「1600mの適正次第では」

好走しても驚けない内容は示している。

果たして…



デゼル→

5走前のG2阪神牝馬ステークスは

インの前有利な展開を

後方外目から差し切っており

着差以上の好内容。

 

が、2着の「マジックキャッスル」以外

古馬混合G2以上の

馬券内実績が無いメンバー構成

恵まれた感はある。

4走前のG1ヴィクトリアマイルは

勝ち馬「グランアレグリア」と

その他の出走メンバーの

実力差があり過ぎて

脚が上がってしまっていた馬が

複数頭いた可能性もなくはなかった

見所なく完敗。

3走前のG2府中牝馬ステークスは

5か月ぶりの復帰戦で

不利な外枠発走から

終始前に壁が作れない形で

埒から4頭分以上

外並走を強いられ続ける

苦しいポジショニングではあったが、

見所なく完敗。

2走前のG1エリザベス女王杯は

前潰れの展開利があった感はあるが

終始埒から3頭分以上

外並走強いられ続け、

直線も大外から追い込む競馬での敗戦で、

勝ち馬以外の先着を許した組とは

大差は無い内容で、

見た目ほど

悲観すべき内容ではない。

前走G3愛知杯は

斤量55.5kgを背負い、

経済コースを活かせた組が有利な展開を

最終コーナー入り口から大外を回して

勝ち馬「ルビーカサブランカ」と

タイム差無しまで追い込んでおり、

内容は先着を許した馬たちを上回り、

悲観すべき内容ではない。

示してきた内容からは

5走前のG2阪神牝馬ステークス以降

内容は維持できており、

引き続き要注意。

果たして…



テーオーラフィット→

2走前の立雲峡ステークスは

古馬混合OP好走馬ゼロの

メンバー構成に恵まれた感はあるが

見所なく完敗。

前走豊橋ステークスは

古馬混合OP好走馬ゼロの

メンバー構成に恵まれた感はあり

目立った内容ではない。

緩やかに内容良化継続中で
引き続き要注意も、
今の所G2で好走を期待させる程の
明確な内容は示せていない。

データ的には近6年

「前走条件戦で2着以下」からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

果たして…

マジックキャッスル→

9走前のG1オークスは

直線で「デアリングタクト」に内に弾かれ

前が壁になり、踏み直す不利を受けてなお、

インの前有利な展開を

16番手から上がり2位の末脚を繰り出し

勝ち馬から0.4秒差まで差を詰めており

負けて強しの好内容。

8走前のG3紫苑ステークスは

前哨戦の余力残し仕上げの中

最終コーナーで外から

「ホウオウピースフル」に被され

内に閉じ込められ減速し、

踏み直す不利を受けており

同情の余地はある。

7走前のG1秋華賞は

前潰れの展開利があった感はあるが、

「デアリングタクト」をマークし

早めに先頭に並びかけ

叩き合いにまで持ち込めており、

力負けも好内容。

6走前のG3愛知杯は

前潰れの展開利があった感はあるが

「死に枠」に近い大外18番枠から

差し切っており好内容。

5走前のG2阪神牝馬ステークスは

インの前有利な展開を

後方から追い込む中、

直線進路が狭くなり減速し

踏み直しながらの競馬で、

脚を余した感はあり、

内容は勝ち馬「デゼル」を上回る。

4走前のG1ヴィクトリアマイルは

「スピード決着の立ち回り戦」を

絶好枠から

比較的経済コースを活かせた

展開利があった感はあるが、

メンバーレベルを考慮すれば

真っ向勝負で

2着馬からタイム差無しならば

悲観すべき内容ではない。

が、勝ち馬「グランアレグリア」と

その他のメンバーの実力差があり過ぎて

脚が上がってしまっていた馬が

複数頭いた可能性もなくはなく、

過信も禁物な内容。

3走前のG3クイーンステークスは

春の最大目標だったG1明けの

勝負レースではない

可能性高いタイミングも、

「イカット」に不利があった

展開利もあり、

3着の「サトノセシル」にも

迫られており、

目立った内容ではない。

が、特殊な適性が問われる度合いが強い

「洋芝」で別枠。

2走前のG2府中牝馬ステークスは

次走G1エリザベス女王杯への叩き台

且つ、前走からプラス10kgの

キャリアハイタイとなる

馬体重の444kgではあったが、

見所無く完敗。

前走G3愛知杯は

約3か月ぶりの復帰戦で、

斤量56kgを背負い、

好枠を引き当てた利はあった感はあるが、

直線で前が壁になり減速し、

手ごたえは残っていそうなまま

最後までまともに終えておらず

度外視可能。

示してきた内容からは

近走明確に崩れたのは

2走前のG2府中牝馬ステークスの1戦のみで、

前走G3愛知杯で

復調気配を示せた可能性もあった内容で、

過剰な軽視は危険なタイミング。

惑星候補の資格はある。

果たして…



ムジカ→

示してきた内容からは

「新潟競馬場」とそれ以外の競馬場で

内容差が激しいタイプ。

「阪神競馬場」の今回は

楽な戦いにはならないか。

データ的には近6年

「前走条件戦で2着以下」からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

果たして…



メイショウミモザ→

2走前の巌流島ステークスは

軽ハンデと、

古馬混合OP好走馬ゼロのメンバー構成

前潰れの展開利があった感はあり、

スプリント戦で3馬身差の圧勝の

イメージ程の内容は示せていないが快勝。

前走北九州単距離ステークスは

ジョッキーが傷んだ内目を開けて回る

特殊な立ち回り戦で、

着順を額面通りに受け取るべきではないレースで、

大外を回しての敗戦も

目立った内容ではない可能性が高い。

今の所G2で好走を期待させる程の
明確な内容は示せていない。

データ的には近6年

「前走OP」からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

果たして…



ラルナブリラーレ→

6走前の垂水ステークスは

勝ち馬は2走後に

G1エリザベス女王杯を制する

「アカイイト」も、

2着以下は重賞で好走を期待させる程の

内容は示せておらず、

目立った内容ではない。

5走前の佐渡ステークスは

見所なく完敗も、

特殊な適性が問われる度合いが強い

「新潟競馬場」で別枠。

4走前の長岡ステークスは

条件戦馬複数頭と大差ない内容で

目立った内容ではない。

が、「新潟競馬場」で別枠。

3走前のユートピアステークスは

2走後にG3愛知杯を制する

「ルビーカサブランカ」を

3着に下しており悪くはないが、

2着「シングフォーユー」は

古馬混合OPでは通用しておらず、

ジョッキーが直線で

傷んだ内目を開けて回る

やや特殊な立ち回り戦ではあったが、

終始埒から3頭分以上

外並走強いられ続け、

前有利な展開を

楽に先行できた展開利があった感はある

2走前のG3愛知杯は

軽ハンデに恵まれた感はあり、

不利な外枠16番枠発走から

終始前に壁が作れない形で

埒から3頭分以上外並走しいられ続け、

先行しての真っ向勝負での敗戦で、

見た目ほど悲観すべき内容ではないが

目立った内容ではない。

前走六甲ステークスは

直線では18頭立ての

大外から追い込んでの敗戦で、

展開、枠順、コース取りを考慮すれば

3着「カレンシュトラウス」

4着「スマートリアン」らとは

大差ない内容で

勝ち馬「エアロロノア」から

0.5秒差ならば

見た目ほど悲観すべき内容ではない。

示してきた内容からは

近3走で「牝馬限定のマイル以下のG3」ならば

挑戦権持てる内容を示しており、

4歳世代が「牡馬」に比べて

「牝馬」は思ったよりも

他の世代に比べて

レベルが高くないようなことがあれば

引き続きの成長と、展開利があれば

3着くらいに引っかかっても

驚けない内容は示している。

惑星候補の資格はある。

データ的には近6年

「前走リステッド」からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

果たして…



ローレルアイリス→

2走前のファイナルステークスは

古馬混合OP好走馬ゼロのメンバー構成と、

軽ハンデと、好枠から直線まで

経済コースを活かして脚を溜められた

展開利があった感はあり

目立った内容ではない。

前走北九州単距離ステークスは

ジョッキーが傷んだ内目を開けて回る

特殊な立ち回り戦で、

着順を額面通りに

受け取るべきではないレースで、

大外18番枠発走から、

終始外を回らされての敗戦も

目立った内容ではない可能性が高い。

今の所G2で好走を期待させる程の
明確な内容は示せていない。

データ的には近6年

「前走OP」からの臨戦馬は

1頭も馬券圏内叶っていない。

果たして…



出走馬診断を終えてみると…

 

G1ヴィクトリアマイルに向けては

楽しみな1戦の一つも、

結果はどうあれ、

馬券的には触ると火傷をしてしまいそうな

「ハイリスクローリターン系なレース」な

気もしなくはないと感じています。

 

引き続き楽しみながら

予想を続けていきたいと思います!

同週の「桜花賞2022」出走馬診断はこちら

同週の「ニュージーランドトロフィー2022」出走馬診断はこちら

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本日と明日の阪神競馬場近隣天気予報

今週も年間回収率を高められるような
馬券を考えていきたいですね!
仲間と熱く語り合い
今週も競馬ライフを
楽しんでいきましょう!

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