競馬は大好きだけど
「出馬表を見ても、
自分がどの馬から買えばよいのか、
理由やヒントが見つけられない」
そんな経験はありませんか?
恥ずかしながら
長い間わたし自身もずっとそうでした。
ですが、
競馬をもっと楽しんでいくために、
「自分だけの馬券術」を
身につけていきたいと思い、
JRAサイトで無料で閲覧可能な
過去のレース映像や、
過去の競走馬たちが
残していってくれた
データなどから、
「なぜ自分がこの馬券を購入したいのか」の
理由を持てるようになりました。
全重賞レースでです。
いつもブログを読んでくださり
ありがとうございます!
カレー屋さん勤務一筋の
「カレー屋さん」です。
このブログを読んでくだされば
「なぜ自分がこの馬券を購入したのか」
その理由を持てるようになる
一助になると思います。
競馬仲間と語り合う時の
ネタも拾えると思います。
今回は「GⅢ七夕賞2022」の
馬券購入へ向けたヒントを
探していきたいと思います。
それでは「レース登録馬」を
アンティシペイト→
8走前の湾岸ステークスは
スローの前有利な展開を
楽に逃げられた展開利があった感はあるが、
勝ち馬「ウインキートス」には
力の違いを見せつけられての完敗で
目立った内容では無い。
4着の「クラヴェル」は
翌年G1エリザベス女王杯3着を含めて
重賞で4連続好走するが、
次走の条件戦も4着に敗れており、
まだ覚醒前だった可能性が高く、
このレースで「クラヴェル」に
先着しているという価値は低い。
7走前の美浦ステークスは
展開とコース取りなどを考慮すると、
3着の「ダブルシャープ」とは大差ない内容だが、
1着の「サトノエルドール」、
2着の「ルビーカサブランカ」とは
着差以上に内容差があり
力負けの内容。
が、「ダブルシャープ」が
次走小倉記念で3着と
タイム差なしの4着、
その次のレースで
2走後にG3ターコイズステークスを制する
「ミスニューヨーク」と
大差ない内容で走っており、
今後の成長度次第では、
ハンデG3挑戦権は持てる内容を示している。
6走前のジューンステークスは
勝ち馬「シルバーソニック」は
今の所、特殊な適性が問われる度合いが強い
「3000m以上のマラソンレース」の
重賞実績しかなく、
今の所、
特殊な適性が問われる度合いが強い重賞以外の
重賞好走馬ゼロのメンバー構成を
楽に先行できた展開利があった感はあり
目立った内容ではない。
5走前のオホーツクステークスは
重賞好走馬ゼロのメンバー構成と
前潰れの展開利があった感はあり
目立った内容ではない。
4走前のG2アルゼンチン共和国杯は
近10年「良馬場」開催で
馬券になったのは
2020年、2021年と同レースを連覇した
「オーソリティ」のみの
不利な8枠発走からとは言え、
前有利なスローペースを先行できた
展開利があった感はあるが、
見所なく完敗。
3走前のG2アメリカジョッキークラブカップは
前走から+12kgのキャリアハイの馬体重での
参戦ではあったが、見所無く完敗。
2走前のG3ダイヤモンドステークスは
見所無く完敗。
が、特殊な適性が問われる度合いが強い
「3000m以上のマラソンレース」で別枠。
前走福島民法杯は
軽ハンデに恵まれた感はあるが、
前走から-12kgの馬体重での参戦で、
重賞好走馬複数頭相手に、
終始埒から4頭分以上
外並走強いられ続けながら、
残り1000m辺りから
早めにポジション押上げ捲っていき、
ハイペースの前潰れの
展開利があった感はあるとはいえ、
最終コーナー入り口では既に先頭に立つ、
早め先頭の横綱競馬で
2着以下を5馬身以上千切っており、完勝。
示してきた内容からは
「洋芝」の競馬場では新馬戦の2着以外
3戦3勝で内容良化継続中で、
「福島競馬場」も
前走の1戦1勝と負け無しで、
ベスト舞台の可能性も残すタイミング。
データ的には近10年
複数回「重賞好走実績」の無かった
前走「重賞未満のレース」からの臨戦馬で、
「ハンデ55.5kg以上」の馬は
1頭も馬券圏内叶っていない。
複数回「重賞好走実績」のあった馬に
対象を広げても、
馬券圏内に好走できたのは
2013年1番人気1着だった
「マイネルラクリマ」1頭のみ。
「マイネルラクリマ」はこの時すでに、
G3新潟2歳ステークス2着、
G3ラジオNIKKEI賞2着、
G3富士ステークス3着、
G3京都金杯1着の実績があった。
「アンティシペイト」は重賞好走実績はゼロで、
ハンデ56.5kgだが…?
ヴァンケドミンゴ→
示してきた内容からは
好走スポットは狭めなタイプで、
「ジョッキーが痛んだ内目を開けて回る
特殊な立ち回り戦」は得意も、
基本的には「福島競馬場」と
それ以外の競馬場では
内容差が激しいタイプ。
11走前のエールステークスは
重賞好走馬ゼロのメンバー構成に
恵まれた感はあるが、
前潰れの展開を
早めに勝ちに行く横綱競馬で
力の違いを見せつけた。
が、特殊な適性が問われる度合いが強い
「洋芝」で別枠。
10走前のG3七夕賞は
軽ハンデに恵まれた感はあるが、
ジョッキーが痛んだ内を開けて回る
特殊な立ち回り戦で、
着順を額面通りに受け取るのは危険なレースも
終始埒から6頭分以上外並走強いられ続け、
最終コーナーから更に外に持ち出し
勝ち馬「クレッシェンドラヴ」から
0.3秒差まで差を詰めており、
この時点では先着を許した組とも
まだ勝負付けは済んでいない。
が、「重馬場」且つ「洋芝」で別枠。
9走前のカシオペアステークスは
ジョッキーが痛んだ内目を開けて回る
特殊な立ち回り戦で、
前目で競馬ができた馬が
上位を独占する展開を、
唯一後方2桁番手から
直線大外から上がり最速で追い込み
勝ち馬「ランブリングアレー」から
0.2秒差まで詰めており、
内容は勝ち馬を上回り、
悲観すべき内容ではない。
8走前のG3福島記念は
勝ち馬「バイオスパーク」は好枠から
経済コースを活かし切り、
池添ジョッキーの
「JRA全競馬場重賞制覇」の
偉業がかかっていた
「極限の集中力」と「執念の騎乗」に
後押しされた感はあり、
内容は勝ち馬と互角以上で
悲観すべき内容ではない。
が、「洋芝」で別枠。
4走前のG3七夕賞は、
3か月ぶりの休み明けで、
馬体重マイナス10kgで
「夏負け」などで
調整がうまくいかなかった
可能性もなくはないが、
近10年馬券内好走馬ゼロの
「死に枠」大外16番枠発走から、
第一コーナーまで
埒から7頭分以上
外並走を強いられ続けた影響で、
第一コーナーで
大きな距離ロスがあり、
最終コーナーでも前が壁になり減速し、
外に持ち出し踏み直す
不利を受けてはいたが見所なく完敗。
が、「洋芝」で別枠。
3走前のカシオペアステークスは
ジョッキーが痛んだ内目を開けて回る
特殊な立ち回り戦の
前有利な展開を、
2桁番手から上がり最速で
勝ち馬とタイム差無しまで
追い込んでおり、
展開と斤量差を考慮すれば
内容は勝ち馬「ファルコニア」を上回り、
悲観すべき内容ではない。
2走前のG3福島記念は
勝ち馬「パンサラッサ」の刻んだ
超ハイペースの流れについていけず見所なく完敗。
が、「洋芝」で別枠。
おまけで前走を見てみると…
前走関門橋ステークスは
見所無く完敗。
示してきた内容からは、
得意条件下でのレースならば、
3走前のカシオペアステークスで
直後の重賞で好走していた
「ファルコニア」や「レッドガラン」ら
を上回る内容で走っているものの、
近走緩やかに加齢による
内容悪化傾向はある感はあり、
ピークアウトしてしまっている可能性は高い。
が、今回メンバーレベルは
それほど高くなさそうな感もあり、
得意条件下での近2走の敗戦は
「死に枠」発走と
「パンサラッサ」の生み出した
超ハイペースのレースと、
見方によっては特殊条件下での敗戦で、
度外視できる面もあり、
好枠から展開利があれば
3着くらいに引っかかっても
驚けない内容は示している。
惑星候補の資格はある。
データ的には近10年
前走「小倉競馬場」からの臨戦馬は
1頭も馬券圏内叶っていない。
エヴァ―ガーデン→
3走前のスピカステークスは
今の所古馬混合重賞好走馬はゼロの
メンバー構成に恵まれた感はあるが、
不利な大外枠発走から
先行して真っ向勝負での敗戦も、
最終コーナーでは既に
脚が残っていなかった感はあり、
目立った内容ではない。
2走前の美浦ステークスは
2着以下は今の所OP好走馬ゼロのメンバー構成を
楽に先行出来た展開利があった感はあり、
ジョッキーが直線で痛んだ内目を開けて回る
特殊な立ち回り戦で、
馬場の良い所を選んで走れた
展開利もあった感はあり、
目立った内容ではない。
前走G3福島牝馬ステークスは
不利な外枠13番枠発走から、
丹内ジョッキーが勇気を持って
勝利を目指し、
経済コースを活かした騎乗を試みた結果、
直線で外をふさがれる形で前が壁になり減速し、
進路を確保出来た際には
既に勝負は決しており、
丹内ジョッキーも踏み直さず、
次走に向けて余力を残すことを選択しており、
度外視可能で、現状の真価が分かりづらい内容。
示してきた内容からは、
2歳時には出世レースの一つである葉牡丹賞で
次走G3共同通信杯を制する
「ダーリントンホール」に真っ向勝負で先着し、
3歳時には水仙賞で
次走G2スプリングステークスを制する
「ガロアクリーク」に真っ向勝負で先着するなど、
重賞で好走を期待させるレベルの
素質の片鱗は示していた。
が、なぜか賞金的にも使えたにも関わらず
「牝馬クラシックトライアル重賞」には
一度も顔を出さずじまいだった。
古馬になって以降「洋芝」では
「ハンデ戦の3勝クラスで5着」が最高着順で、
得意条件下は疑問なタイミングで、
古馬混合重賞で好走を期待させる程の
明確な内容は示せておらず、
前走度外視可能で、
2走前から復調し、
再度成長曲線に乗せてきている可能性は残るタイミングも、
約3か月半前の3走前の内容では
古馬牡牝混合中距離重賞で好走するためには
かなりの成長が必要な感はあるが…?
データ的には近10年
「古馬混合中距離重賞で4着以内」の
実績が無かった「牝馬」は
1頭も馬券圏内叶っていない。
もう一つ、近10年
「ハンデ52.5kg以下」の「牝馬」は
1頭も馬券圏内叶っていない。
「牝馬」全体に対象を広げてみても、
近10年で馬券圏内叶ったのは
2021年7番人気で2着だった
「ロザムール」(馬齢5歳、ハンデ53kg)1頭のみ。
「ロザムール」は
同年のG3中山金杯で4着
(勝ち馬「ヒシイグアス」から0.5秒差)、
G3中山牝馬ステークス2着の実績があった。
「エヴァ―ガーデン」は
同年の重賞好走実績は無いが…?
エヒト→
3走前のサンタクロースステークスは
重賞好走馬ゼロのメンバー構成と、
インの前有利な展開を
絶好枠から経済コースを活かしきれた
展開利があった感はあるが
横綱競馬で2着以下の馬達を
3馬身以上千切っており完勝。
2走前のG2アメリカジョッキークラブカップは
最終コーナー入り口まで
経済コースを活かせた展開利があった感はあるが
前潰れの捲り合戦の中、
最終コーナー入り口から
外に蓋をされる形で
減速し、踏み遅れ、外に持ち出し踏み直し、
直線半ばでも前が壁になり踏み切れておらず
スムーズだったならば
馬券内叶っていたかは疑問な内容ではあるが、
もう少し差を詰められていた可能性が高く、
勝ち馬「キングオブコージ」から0.6秒差ならば
ハンデG3挑戦権を持てる内容を
示している可能性も残す内容で、
見た目程悲観すべき内容ではない。
前走G2京都記念は
スローのインの前有利な展開を、
経済コースを活かせた
展開利があった感はあるが、
9番手追走からの競馬での真っ向勝負で
勝ち馬「アフリカンゴールド」から
0.4秒差まで差を詰めており、
展開、枠順、コース取りを考慮すれば、
2着「タガノディアマンテ」
5着「ユーバーレーベン」
6着「レッドガラン」らとは内容に大差はなく、
見た目程悲観すべき内容ではない。
示してきた内容からは
近3走、「馬柱の見た目のイメージ」に反して
内容良化継続中で
通用するかどうかは別問題も
ハンデG3挑戦権を持てる内容は示している。
今回は約5か月ぶりの復帰戦も
初挑戦の「福島競馬場」「洋芝」がプラスに向き、
好枠から展開利があれば、
3着くらいに引っかかっても
驚けない内容は示している。
ギャラクシー馬券の使者となるか?
データ的には近10年
「前走G2で6番人気以下」からの臨戦馬は
1頭も馬券圏内叶っていない。
ゴールドスミス、シークレットラン、ヤマニンデンファレ→
今の所超軽ハンデに恵まれたとしても、
重賞で好走を期待させる程の
明確な内容は示せていない。
果たして…
ショウナンバルディ→
示してきた内容からは
「中京競馬場」と「福島競馬場」と
それ以外の競馬場で
内容差が激しいタイプ。
「中京競馬場」と「福島競馬場」のみ見ていくと…
15走前のG3中日新聞杯は
軽ハンデと、好枠から
経済コースを活かしきれた
展開利があった感はあるが、
早めに自ら勝ちに行く
真っ向勝負の競馬で、
一度は先頭に立っており、
重賞複数回好走馬の
勝ち馬「ボッケリーニ」から
0.3秒差の4着ならば悪すぎることはない。
11走前の都大路ステークスは
同年の古馬混合重賞好走馬ゼロのメンバー構成を
楽に逃げられた展開利があった感はあり
目立った内容ではない。
が、次走G3七夕賞で4着に好走する
勝ち馬「マウントゴールド」から
0.1秒差では残している。
10走前のG3鳴尾記念は
インの前有利な展開を
2番手で楽に先行できた
展開利があった感はあるが、
重賞複数回好走馬が
複数頭いる中で真っ向勝負で
2着を確保しており悪くはない。
9走前のG3七夕賞は
インの前有利な展開を
好枠から経済コースを活かせた
展開利があった感はあるが、
3勝クラス以上のクラスでは
2番手追走からしか
馬券内に好走出来ていなかった所を、
直線では8番手から
後方から追い込んできた
「プレシャスブルー」に
一度は前に出られるも、
差し返す勝負根性を見せての3着で
新味を見せた感はある。
6走前のケフェウスステークスは
見所なく完敗。
が、特殊な適性が問われる度合いが強い
「重馬場」で別枠。
且つ、「しっかりとした休養を
挟むことなく10連戦目」で
ガス欠だった可能性もなくはない。
5走前のG3中日新聞杯は
インの前有利な展開を
好枠から経済コースを活かし切り、
楽に逃げられた展開利があった感はあるが、
勝ち切っており好内容。
3走前のG2金鯱賞は
絶好枠発走からではあったが、
快速逃げ馬「ジャックドール」ら複数頭
同馬よりスタート後の行き脚が早い馬が
揃っていたこともあっての作戦か、
出遅れたわけではなかったが、
いつも「先行競馬」ではなく
12番手からの競馬を選択しての敗戦も、
後ろからは次走G1大阪杯を制する
「ポタジェ」以外には交わされておらず、
同馬の能力低下を示す内容では無いが、
上位勢には力負けの内容ではある。
前走G3鳴尾記念は
見所無く力負けの内容。
示してきた内容からは
3走前までは内容は平行線だったものの、
前走は加齢による衰えが
心配になる負け方な感もあり、
3走前の時点でも「ハンデ57kg」では
かなりの展開利が無ければ
重賞で好走は難しそうな内容が続いていた感はある。
今回は「埒沿いを走れそうな内枠」を
引けなければ好走は難しそうな感はあるが…?
果たして…
トーラスジェミニ→
示してきた内容からは
昨年同レースを制して以降
近8走加齢による内容悪化継続中な感はある。
「ロザムール」ら出来れば逃げたい馬もおり、
フルゲートの重賞で
楽に逃がしてもらえるメンバー構成でもない感はあり、
トップハンデの57.5kgでは
楽な戦いにはならないか。
データ的には近10年
前年の「G3七夕賞」で馬券内実績がある馬で、
翌年も馬券内に好走できた臨戦馬は
「2つのポイント」のいずれかを満たしていた。
「1つ目のポイント」は
昨年の「G3七夕賞」以降に
重賞を制した実績があった事。
例:「クレッシェンドラヴ」
2019年「G3七夕賞」2番人気2着(馬齢5歳、斤量55kg)から
2019年「G3福島記念」1番人気1着
2020年「G3七夕賞」3番人気1着(馬齢6歳、斤量57kg)
「2つ目のポイント」は
昨年の「G3七夕賞」以降に
別定重賞で2着以内の実績があった事。
例:「マイネルラクリマ」
2013年G3七夕賞1番人気1着(馬齢5歳、斤量57kg)から
2014年G3エプソムカップ4番人気1着
2014年G3七夕賞1番人気3着(馬齢6歳、斤量58kg)
「トーラスジェミニ」は「2つのポイント」の
いずれも満たせていないが…
ヒュミドール→
8走前のG2日経賞は
向正面で「カレンブーケドール」の
斜行の影響で、減速し
踏み直す大きな不利を受けながら
巻き返して4着まで差を詰めており
同情の余地はある。
7走前のG3新潟大賞典は
見所なく完敗。
が、特殊な適正が問われる度合いが強い
「新潟競馬場」で別枠。
6走前のG3エプソムカップは
ジョッキーが終日
直線で極端に傷んだ内目を空ける
特殊な立ち回り戦の日のレースで
勝ち味に遠い殿から直線だけに賭ける
騎乗での敗戦で多少は同情の余地はあるが
目立った内容ではない。
5走前のG3小倉記念は
前潰れの展開利と
外伸び馬場の展開利があった感はあるが、
ジョッキーが傷んだ内目を開けて回る
特殊な立ち回り戦で
着順を額面通り受け取るのは危険なレース。
1着「モズナガレボシ」は
その後重賞では好走できておらず、価値は微妙。
4走前のG2京都大賞典は
見所なく完敗。
3走前のG3福島記念は
終始埒から4頭分以上外並走強いられ続け、
真っ向勝負での敗戦も、
勝ち馬「パンサラッサ」の超ハイペースで
脚が上がってしまっていた馬が
複数頭いた感はあり
「パンサラッサ」には完敗で過信は禁物。
2走前のG2中山記念は
「パンサラッサ」が生み出した
「超ハイペースの消耗戦」という
特殊な性質のレースではあったが、
見所なく完敗。
前走G1大阪杯は
見所無く完敗。
示してきた内容からは
「福島競馬場」では
「G3福島記念」の2着を含めて1-1-0-0と
連対を外しておらず、
内容良化継続中で
ベスト舞台の可能性を残すタイミング。
データ的には近10年
「前走G2以上で2桁人気」だった臨戦馬は
「当日2番人気以内」に支持された馬以外は
1頭も馬券圏内叶っていない。
「ヒュミドール」は予想段階で
3番人気ではあるが…?
ヒートオンビート→
7走前の大一ハンブルクCは
勝ち馬「ミスマンマミーア」は
2走前にG2日経新春杯で
2着に好走していた素質馬で、
真っ向勝負での敗戦で
内容は勝ち馬とほぼ互角で
悲観すべき内容ではない。
6走前のG2目黒記念は
「世界一馬場が綺麗な日」として
謳われる事も多い
日本ダービーデーの、
終日インの前有利な1日を
軽ハンデと絶好枠から
経済コースを活かし切り
楽に先行する展開利があった感はあり、
勝ち馬が番手から
上がり32.5を繰り出せる
条件戦馬でも好走できてしまうような
かなり特殊な内容のレースで度外視すべき。
が、極限に近い脚繰り出し
脚を余した感はあり、
2走後にG2オールカマーで2着に好走している
勝ち馬「ウインキートス」とは
まだ勝負付けは済んでいない。
5走前のG2京都大賞典は
約4か月ぶりの休み明けで、
馬体重プラス14kgの
キャリアハイの馬体重での
余力残し仕上げで、
好内容で走れたならば
ジャパンカップ参戦の可能性も
持っていたようではあるが、
不利な大外枠発走から
終始埒から3頭分以上
外並走強いられ続け、
真っ向勝負での敗戦ではあったが
力負けの内容。
4走前のG3チャレンジカップは
勝ち馬「ソーヴァリアント」には
力負けの完敗で、
展開、斤量差、コース取りを考慮すれば、
内容は3着の「ペルシアンナイト」が上回る。
が、両馬はG1やG2で馬券内実績がある馬で、
G3にしては相手が強かった感はある。
3走前のG3中山金杯は
好枠から直線入り口までは
比較的経済コースを活かせた
展開利があった感はあるが、
最終コーナー入り口から
大外に出そうとして出し切れず、
前が壁になり減速し、
踏み直す不利を受けており、
見た目程悲観すべき内容ではない。
2走前のG2日経賞は
インの前有利な展開を
4番手追走から先行できた
展開利があった感はあるが、
次走G1天皇賞(春)を制し、
2走後にG1宝塚記念を制する
「タイトルホルダー」と
真っ向勝負で0.1秒差ならば好内容。
が、「タイトルホルダー」は
次走G1天皇賞(春)へ向けた
前哨戦仕上げだった中、
着差以上に余裕があった感もある。
枠順、展開、コース取りを考慮すれば
次走G2目黒記念を制する
2着の「ボッケリーニ」とは互角の内容。
前走G1天皇賞(春)は
最後のロングスパート勝負には参加せず、
既に勝負が決してしまっていたタイミングの、
直線を向いてから追い出し
勝ち馬「タイトルホルダー」から1.8秒差、
3着「テーオーロイヤル」から
0.6秒差での完敗で、
上位3頭には力負けの内容で、
G1で4着のイメージほどの価値はない感はある。
が、特殊な適正が問われる度合いが強い
「3000m以上のマラソンレース」で別枠。
内容良化継続中で引き続き要注意。
データ的には近10年
「キングカメハメハ産駒」が好走できたのは
特殊な適正が問われる度合いが強い
「重馬場」開催だった
2020年7番人気で2着に好走した
「ブラヴァス」1頭のみ。
(「良馬場~稍重」開催では1頭も馬券圏内叶っていない。)
2021年「クラ―ジュゲリエ」6番人気(13着)
「カウディーリョ」13番人気(6着)
2020年「ブラヴァス」7番人気(2着)
「エアウィンザー」12番人気(15着)
2019年「ロシュフォール」1番人気(11着)
2017年「スズカデヴィアス」4番人気(4着)
2016年「ヤマニンボワラクテ」4番人気(10着)
2014年「ラブリーデイ」2番人気(6着)
2013年「サトノパンサー」6番人気(12着)
「ケイアイドウソジン」13番人気(13着)
2012年「ケイアイドウソジン」13番人気(4着)
果たして…
フォルコメン→
2走前の洛陽ステークスは
軽ハンデと、高速結着の立ち回り戦を
好枠から経済コースを活かして
先行できた展開利があった感はあり、
枠順、展開、コース取り、
ハンデ差を考慮すれば、
今の所古馬OP好走実績の無い
5着「ショックアクション」
6着「ベレヌス」と大差ない内容で
目立った内容ではない。
前走G3ダービー卿チャレンジトロフィーは
軽ハンデと前潰れの展開利があった感はあるが、
最終コーナー入口から
フルゲートの大外を回して
早めに自ら勝ちに行く競馬で
次走G3エプソムカップで3着に好走する
「ダーリントンホール」を差し切り
2着を確保しておりキャリアハイの内容。
示してきた内容からは
約3年前の3歳時の条件戦の2戦とはいえ
「洋芝」では2戦して2戦とも
内容ナンバーワンタイでの
タイム差無しでの2着が2回で、
内容良化継続中で
得意条件の可能性を残すタイミングではあるが、
前走の内容が抜けてよく、
再現性があるのかは疑問なタイミング。
データ的には近10年
「今回距離延長でのローテーション」で、
前走馬券内に好走していた臨戦馬は
1頭も馬券圏内叶っていない。
プリマヴィスタ→
3走前の寿ステークスは
古馬混合重賞好走馬ゼロのメンバー構成に
恵まれた感はあるが見所なく完敗。
2走前の三方ヶ原ステークスは
今の所古馬混合OP好走馬ゼロの
メンバー構成と、軽ハンデ、
レコード結着の立ち回り戦を、
絶好枠から経済コースを活かし切れた
展開利があった感はあるが横綱競馬で快勝。
前走G2目黒記念は
軽ハンデに恵まれた感はあり、
「世界一馬場が綺麗な一日」と謳われることもある
G1日本ダービーデーで、
経済コースを活かし切れた展開利があった感はあり、
勝ち馬「ボッケリーニ」から
0.3秒差で残しているとはいえ、
内容は着順を下回り、目立った内容ではない。
データ的には近10年
「前走2500m以上のレース」からの臨戦馬は、
「複数回重賞馬券内実績」のあった馬以外は
1頭も馬券圏内叶っていない。
「プリマヴィスタ」は重賞馬券内実績はないが…?
マウントゴールド→
5走前のG3中山金杯は
スタート直後のポジション争いに敗れてしまい、
先行競馬ができずに
14番手からの競馬ではあったが、
見所なく完敗。
4走前の都大路ステークスは
3着「ショウナンバルディ」は
次走以降3度G3で馬券内に好走する素質馬だったが、
58kgのトップハンデを背負って
横綱競馬で押し切っており好内容。
3走前のG3七夕賞は
インの前有利な展開を
絶好枠から経済コースを活かし切れた
展開利があった感はあるが、
ハンデ57kgを背負っての真っ向勝負で
勝ち馬「トーラスジェミニ」から
0.2秒差まで追い込んでおり、
展開やコース取り、斤量差を考慮すれば
2着「ロザムール」3着「ショウナンバルディ」
5着「プレシャスブルー」
7着「トラストケンシン」らとは
内容に大差はない。
2走前のG2オールカマーは
見所なく完敗。
前走G3新潟大賞典は
約7か月半ぶりの復帰戦ではあったが見所なく完敗。
が、特殊な適正が問われる度合いが強い
「新潟競馬場」で別枠。
示してきた内容からは、
3.4走前では全盛期に迫る内容で
2戦連続でハンデG3挑戦権を
持てる内容を示しており、
前走は長期休養明けの
「新潟競馬場」で度外視可能で、
近1年間の加齢による衰え具合の
想像力が問われるタイミング。
前走を叩いた上積みがあり、
前年と同程度走れる能力を維持できているのであれば、
好枠から展開利があれば
「ハンデ57kg」といえども、
3着くらいに引っかかっても
驚けない内容は示している。
ギャラクシー馬券の使者となるか?
データ的には近10年
「馬齢9歳以上」の臨戦馬は
1頭も馬券圏内叶っていない。
モズナガレボシ→
示してきた内容からは
「斤量53kg以下」と
「斤量55kg以上」の時とで
内容差が激しいタイプ。
「ハンデ55kg」の今回は楽な戦いにはならないか。
データ的には近10年
「前走2500m以上のレース」からの臨戦馬は、
「複数回重賞馬券内実績」のあった馬以外は
1頭も馬券圏内叶っていない。
「モズナガレボシ」は
G3小倉記念を制しているものの
重賞好走実績はその1回のみだが…?
レッドジェネシス→
6走前のG2京都新聞杯は
今の所2着以下は
重賞好走馬ゼロのメンバー構成と
ハイペースの展開利があった感はあるが
重賞初挑戦で勝ち切っており好内容。
5走前のG1日本ダービーは
殿追走から埒沿いで脚を溜め、
直線だけに賭ける
勝味に遠い競馬での敗戦で
目立った内容ではない。
が、極端な競馬だった事もあり
多少は同情の余地はある。
4走前のG2神戸新聞杯は
前走G1日本ダービー3着の
「ステラヴェローチェ」と
真っ向勝負でタイム差無しで走っており好内容。
が、特殊な適正が問われる度合いが強い
「不良馬場」で別枠。
3走前のG1菊花賞は見所なく完敗。
が、特殊な適正が問われる度合いが強い
「3000m以上のマラソンレース」で別枠。
2走前のG2京都記念は
初の古馬混合重賞挑戦で
約3か月半の休み明け
且つ前走から+8kgの
キャリアハイの馬体重での参戦ではあったが
見所なく完敗。
示してきた内容からは
古馬になって以降
明確な成長は示せておらず、
今の所古馬混合重賞で
好走を期待させる程の
明確な内容は示せていない。
データ的には近10年
馬齢4歳で馬券内叶った馬は
「3つのポイント」のいずれかを満たしていた。
「1つ目のポイント」は
すでに「古馬混合重賞で馬券内実績」があったこと。
「例」
2012年1番人気2着だった「トーセンラー」は
「G3鳴尾記念」5番人気3着の実績があった。
2016年3番人気1着だった「アルバートドック」は
「G3小倉大賞典」2番人気1着の実績があった。
2017年1番人気1着だった「ゼーヴィント」は
「G3福島記念」1番人気2着、
「G2アメリカジョッキークラブカップ」
1番人気2着の実績があった。
「2つ目のポイント」は
すでに「古馬混合重賞で2番人気以内」に
推された実績があったこと。
「例」
2020年7番人気2着だった「ブラヴァス」は
「G3新潟大賞典」2番人気4着の実績があった。
「3つ目のポイント」は
「福島競馬場」で(4戦以上出走し)負けていなかったこと。
「例」
2020年6番人気3着だった「ヴァンケドミンゴ」は
この時点で「福島競馬場」4戦4勝と負け無しだった。
「レッドジェネシス」は
「古馬混合重賞馬券内実績」はなく、
「福島競馬場」では初挑戦なので負けてはいないが…?
ロザムール→
データ的には近10年
前年の「G3七夕賞」で馬券内実績がある馬で、
翌年も馬券内に好走できた臨戦馬は
「2つのポイント」のいずれかを満たしていた。
「1つ目のポイント」は
昨年の「G3七夕賞」以降に
重賞を制した実績があった事。
例:「クレッシェンドラヴ」
2019年「G3七夕賞」2番人気2着(馬齢5歳、斤量55kg)から
2019年「G3福島記念」1番人気1着
2020年「G3七夕賞」3番人気1着(馬齢6歳、斤量57kg)
「2つ目のポイント」は
昨年の「G3七夕賞」以降に
別定重賞で2着以内の実績があった事。
例:「マイネルラクリマ」
2013年G3七夕賞1番人気1着(馬齢5歳、斤量57kg)から
2014年G3エプソムカップ4番人気1着
2014年G3七夕賞1番人気3着(馬齢6歳、斤量58kg)
「ロザムール」は「2つのポイント」の
いずれも満たせていないが…
G3七夕賞自体のデータ①→
近10年「前走1600m」からの
ローテーションでの臨戦馬は3-0-3-10。
連対率18.8%、複勝率37.5%、馬券内率20%で、
好走した6頭中5頭が「11番人気以下の超大穴」だった。
「例」
2012年14番人気1着だった
「アスカクリチャン」(馬齢5歳斤量55kg)は
前走G3東京新聞杯(東京芝1600m)
11番人気10着0.8秒負け
2013年14番人気3着だった
「タガノエルシコ」(馬齢8歳斤量55kg)は
前走OP米子ステークス(阪神芝1600m)
8番人気8着0.7秒負け
2016年14番人気3着だった
「オリオンザジャパン」(馬齢6歳斤量53kg)は
前走OPアハルテケステークス(東京ダート1600m)
8番人気4着0.2秒負け
2018年11番人気1着だった
「メドウラーク」(馬齢7歳斤量54kg)は
前走OP米子ステークス(阪神芝1600m)
8番人気11着2.0秒負け
2018年12番人気3着だった
「パワーポケット」(馬齢6歳斤量50kg)は
前走OP夏至ステークス(東京ダート1600m)
8番人気8着1.1秒負け
2021年2番人気1着だった
「トーラスジェミニ」(馬齢5歳斤量57kg)は
前走G1安田記念(東京芝1600m)
13番人気5着0.4秒負け
「今年の該当馬」
「ファルコメン」予想段階で9番人気
G3七夕賞自体のデータ②→
近10年16番枠(フルゲート時の大外枠)に
入ってしまった馬は
1頭も馬券圏内叶っていない。
コースの形態上どうしても物理的に
難しい競馬を強いられてしまう
「枠」はあります。
「死に枠」と呼ばれるのには
理由があると思っているので、
1番人気馬だろうと
「16番枠」を引き当ててしまった馬は
楽な競馬はさせてもらえないと思っています。
G3七夕賞自体のデータ③→
近10年の馬券内馬30頭中
半数となる15頭が「7番人気以下」の馬でした。
1番人気 2-1-1-6
2番人気 2-1-0-7
3番人気 3-0-0-7
4番人気 0-1-0-9
5番人気 1-2-0-7
6番人気 0-0-1-9
7番人気 0-3-2-5
8番人気 0-1-0-9
9番人気 0-0-1-9
10番人気 0-1-0-9
11番人気 1-0-1-8
12番人気 0-0-2-8
13番人気 0-0-0-8
14番人気 1-0-1-6
15番人気 0-0-0-8
16番人気 0-0-1-7
出走馬診断を終えてみると…
「夏競馬」の「ハンデG3」らしく
超難解なレースとなりそうです。
予想段階で(水曜夜時点で)
レース当日の日曜日までずっと
週間天気予報では「雨マーク」が続いているので、
特殊な適正が問われる度合いが強い
「重馬場」での開催となる可能性もありそうです。
「枠順」次第で「馬券候補に残す馬」、
「主軸候補馬」も変わってきそうな
レース展望となっていますので、
引き続き楽しみながら
予想を続けていきたいと思います!
本日と明日の福島競馬場近隣天気予報
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